2016/12/21 13:33
強姦罪で元自衛官懲役５年「動機も身勝手で酌量の余地はない」
万引を目撃したと言いがかりをつけた上で女性を脅迫し、乱暴したなどとして、強姦や強制わいせつなどの罪に問われた被告（５６）に、横浜地裁横須賀支部は１５日、懲役５年（求刑懲役６年）の判決を言い渡した。
裁判長は「女性の弱みに巧みにつけ込んだ卑劣な犯行。仕事のストレスがたまっていたとの動機も身勝手で酌量の余地はなく、刑事責任は相当重い」と指摘した。
判決によると、被告は１～３月、万引を目撃した警備員を装って当時１８歳の女性に「大人を困らせない方がいい」などと脅し、ホテルなどに呼び出して繰り返し乱暴やわいせつ行為をするなどした。また別の３０代女性にも警備員を装って近づき、万引したことを認めさせる文書を書かせた。
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