2020/03/04 13:41
私服警官に「居酒屋どうですか」 運営会社を風営法違反の疑いで書類送検 福岡
福岡市・天神で禁止されている午前0時以降に居酒屋への客引きをしたとして、福岡中央署は3日、風営法違反の疑いで、居酒屋の運営会社「笑吉（しょうきち）」＝大阪市北区＝を福岡区検に書類送検した。署は、同社系列店への客引きをしたとして大学生や指示役の5人を逮捕しており、会社側の「指導や監督が不十分だった」と判断、同法の両罰規定を適用した。客引きを巡り居酒屋の運営会社を摘発するのは福岡県で初。全国でも珍しいという。
書類送検容疑は、同社社員や契約する客引きの5人が昨年11～12月の2日間、午前0時以降に私服警察官に「居酒屋どうですか」などと誘った疑い。
署は今年1月に客引きの大学生ら4人を、2月には指示役で社員の男（24）を逮捕。男は無料通信アプリLINE（ライン）で「売り上げが足りない」などと指示していたという。
運営会社は「社員の男に任せていた。指導や監督が浸透できてなかった」と容疑を認めているという。同社の顧問弁護士は西日本新聞の取材に「最終処分が出てからコメントしたい」と話した。
客引きに関する福岡県警への相談や通報は昨年、福岡市の天神・大名と博多駅筑紫口の両地区で計570件と前年比3倍超に急増。市内の商店街など18団体は昨年9月、客引きを禁止する条例制定を市に要望したが、市は「広域の対策が必要」と県の対応を求めた。市と県、県警などは同年11月から実務者協議を始めたが進展はないという。
※詳細は下記引用元サイトをご覧下さい.
関連URL：https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00010004-nishinpc-l40
