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【風俗ニュース】コロナはHIVよりも怖い…自粛を受けた新宿二丁目「ネオン街」の現在 風俗体験談口コミまとめ│みんなの風俗体験男

突撃!風俗業界・アダルトニュースまとめ

2020/04/25 11:53
コロナはHIVよりも怖い…自粛を受けた新宿二丁目「ネオン街」の現在

閑散とする新宿二丁目

 「この1週間、誰とも会っていないの。彼氏もいないし、1日中、テレビやパソコンとにらめっこしてるだけだから、本当に気が滅入っちゃう。
やることがなくて、昼間から家にこもってお酒を飲んでいるゲイ仲間もいるもの。こんな世の中になって、今までの日常が、どれだけ恵まれて楽しかったのかをしみじみと思い知らされてるわ」

 国内最大規模のLGBT街・新宿二丁目の店舗で勤務する40代のA男さんは苦笑いの表情を浮かべながらこう話した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、普段であれば花見客などで混雑する繁華街も、いまはひっそりとしている。

 A男さんが勤めるのは、新宿二丁目の中心部にあるいわゆる「ゲイバー」のひとつ。普段は、男性ママとA男さんら数人のキャストが出勤し、客が10人も入れば満員になる小さな店舗だ。

 客層はセクシャルマイノリティーだけでなく、サラリーマンがカラオケを楽しんだり、女性客がママに「いじられ」に来たりと、同性愛者ではない「ノンケ」にも人気だという。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、政府は、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡に対して緊急事態宣言を発令(4月7日)、これを受けた各自治体は、濃厚接触の可能性が高い飲食店などに営業の自粛を要請した。なかでも、ナイトクラブや性風俗店などの「夜の店」は、感染が広まるにつれて新たな集団感染の現場との指摘で注目が高まった。

 中国武漢を発生源とする新型コロナウイルスが報道される前は、A男さんの働く店も連日深夜までにぎわっていたが、2月中旬頃から「新型コロナウイルスの波」が徐々に押し寄せたという。

 「最初はインフルエンザぐらいに思ってた。流行が収まればすぐにお客さんも戻ってくるだろうって。それが今じゃ、予防策がはっきりしない分、HIVよりも怖いってみんな言っているわ」

 それが3月末になると、小池都知事が接「客を伴う飲食業での感染が疑われる事例が多発しているとの報告があった」と指摘し、夜の街への外出自粛を求めた。以降は新宿歌舞伎町や都内のほかの繁華街から人が遠ざかり、歩調を合わせるように二丁目からもめっきり減って、オープンしても採算が取れないため臨時休業する店舗が目立ち始めた。

 A男さんの勤務する店も、政府が「緊急事態宣言」を発令した翌日の8日から休業を決めたという。

 「最初は1週間の予定だったんだけど、ママが同業者とも話しあって、緊急事態宣言の期間いっぱいの5月6日まで店を閉じることになったのよ。私みたいに地方から上京してきて、30年来この世界一本の身からすれば、他に稼ぐ方法もないし、お店がお休みの間は収入もゼロになっちゃうんだけどね」

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府は従業員を休ませた企業に支払う雇用調整助成金について従来の支給要件を見直し、感染症対策の間は、接待を伴う飲食業や風俗業を支給対象に含める方針を示している。ただ、A男さんのように二丁目の店舗で働くキャストは、店側と雇用契約を結ばず個人事業主として働くケースが多い。

 個人事業主であっても確定申告をして新型コロナウイルスの影響による収入の減少を証明できれば、公的支援の対象になる可能性はあるが、周囲ではそういった人は少ないという。

 「これまで日銭で食べてきて、税金も払ってきていないし、都合の良いときだけ国に『助けて』って言うつもりはないのよ。

 二丁目は私たちみたいなマイノリティーにとっては、いつでも帰れる安住の地。またいつも通り楽しく過ごせるようになるまでは、消費者金融で借金をしてでも乗り切るしかないわね」

 「コロナ以前」とは打って変わって人通りが全く無くなった二丁目の夜の通りを歩きながら、A男さんは自分に言い聞かせるようにつぶやいた。


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関連URL:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200424-00072120-gendaibiz-soci