2020/08/31 11:28
「女性が風俗を利用してもいい。自分と向き合う時間を提供したくて、風俗の看板を掲げた」レズ風俗店オーナー橘みつさん(後編)
一流大学を卒業し、エリートとして新卒入社を果たしたにもかかわらず、双極性障害を理由に3カ月でクビになってしまった、橘みつさん(27)。銀座でホステスとして働いたのちに「女性向け風俗」の世界へ。現在は対話型レズ風俗店『Relive(リリーヴ)』を経営しています。今もオーナー兼キャストとして働く橘さん。後編では、レズ風俗という仕事で出会う女性たちがどんな人々なのかを聞きました。
風俗を利用する女性も、どこにでもいる普遍的な女性たち
――これまで「男性のもの」でしかなかった風俗業界の中で、レズ風俗は今どんな立ち位置なのでしょうか?
橘みつさん(以下、橘): 数年前に永田カビさんのエッセイマンガ『さびしすぎてレズ風俗行きましたレポ』が流行った時に、ブームが来た時もあったようですが……。基本的には“成功するのが難しい業界”と見られています。そもそも男性に比べたら、女性で風俗を使いたいと思う人が利用しづらい雰囲気も未だにある中、ここ数年で女性向け風俗店の数が増えたので、少ないパイを取り合っている状態です。
また、男性向け風俗の働き手を増やす目的で看板だけのレズ風俗を姉妹店として経営している場合もあり、レズ風俗の方でお客様がつかないことを理由に男性向け風俗店に在籍を変更させる店舗もあります。
――そんな業界でやっていくことに、不安はありませんでしたか?
橘: 自分がやりたかったコミュニケーションや接客を実現させるために、どんな業態がいいのか模索していました。それに適しているのが「レズ風俗」という業態だっただけ。私が重視していたのは自分がやりたいこととのマッチング率だったので、対価さえきちんと得られるのなら大儲けできなくてもいいと思っていました。
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