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【風俗ニュース】「もう時代が許さない」 黙認70年、尼崎・売春街解体の舞台裏 風俗体験談口コミまとめ│みんなの風俗体験男

突撃!風俗業界・アダルトニュースまとめ

2021/11/27 10:34
「もう時代が許さない」 黙認70年、尼崎・売春街解体の舞台裏

「黙認してもらってきたということは、私たちだって理解していた。ただ、なぜ70年間も営業できたのか、それは正直分かりません」

 兵庫県尼崎市の風俗街、通称「かんなみ新地」のママさんの一人はそう言って、警告の唐突さにうろたえた。

 非合法な風俗営業に対して、尼崎市と県警が直接的な警告を出すのは約70年の歴史で初めてだ。

 過去の資料をたどると、地元から立ち退きを求める陳情はずっと続いてきた。風俗街ができて間もない1951(昭和26)年11月1日には、県が強制立ち退きに本腰を入れたという記事が神戸新聞に載っている。

 しかし、58年に売春防止法が完全施行されても、当局は手をこまねいてきた。当時の警察担当記者がこんな証言録を残している。

 「手入れ(警察の捜索)があることが店の方に筒抜けになってたりしてね。それでも時には経営者が何人かつかまったりしていました。(略)そのうちに女性たちは帰される。そんなことの繰り返しでした」

 2006年の兵庫国体前にも、市や警察は「歓楽街クリーンアップ」と銘打ってパトロールを強化し、ひそかに解体も狙ったが結局、手付かずに終わった。

 「機運が熟(じゅく)していない。中途半端では逆に混乱を招いてしまう」。捜査幹部らを悩ませたのは、摘発してもすぐに営業を再開される「いたちごっこ」だった。

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 関係者らによると今回、警告に踏み切ったタイミングには三つの要素がある。

 一つ目は「情報化社会」。ネットで情報が広がり、陰のなりわいが白日の下にさらされるようになった。

 二つ目は「市の都市整備」。市はJR尼崎駅前に始まり、阪急電鉄塚口駅南でも軌道に乗せた。すると「子育てのまち」のイメージが高まり、風俗街のある阪神電鉄出屋敷-尼崎間のわい雑さが際立ってきた。

 そして三つ目は「暴力団排除」。15年に起きた暴力団山口組の分裂抗争から機運が高まると、今年に入って市は全国初の組事務所買収に踏み切り、2カ所を解体に追い込む。風俗街との関わりは不透明でも、非合法な存在である限り、反社会的な組織と連鎖する危険性は避けられないとみた。

 捜査幹部が言った。

 「もう隠れて復活することも時代が許さない。市と警察、市民の思いが一致したのが11月1日だった」

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 25日午後、尼崎市役所。

 稲村和美市長は定例記者会見の終盤、かんなみ新地の問題に質問が集中すると、熱っぽく語り始めた。

 「暴排運動を通じて警察と連携するパイプが太くなり、ギアが変わった」「こんなに一斉に閉めるとは思わなかった。ある意味、違法だということを自覚しているのだと思った」

 きっかけは、警察側から「抜き打ちの摘発ではなく、警告で進めたい」との申し出があったことだ。市も一斉に店が閉じるのを想定して周辺の街灯を明るくし、新たに防犯カメラの設置も検討し始めたことを明らかにした。

 市によると、一帯の約30店のうち、既に約10店が廃業届を出した。空き家街になることも懸念されるが、売春行為をしない弁当店やスナックとして営業を始めた店もある。今後は、消防法などに基づいて定期的に調査して動向を注視する。

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 そこにあると分かっているのに、人々の後ろめたい欲望や諦め、無関心の中で存続し、黙認されてきた色街が、たった1枚の紙によって尼崎から姿を消した。市や弁護士会には、働いていた女性たちからの生活相談も入り始めたという。

※詳細は下記引用元サイトをご覧下さい。

関連URL:https://news.yahoo.co.jp/articles/66bc5bec4a71d004a43d0724898d7afb60e5830b