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【風俗ニュース】何もかも過剰な街、ドバイのどこか奇妙な風景 風俗体験談口コミまとめ│みんなの風俗体験男

突撃!風俗業界・アダルトニュースまとめ

2018/12/30 13:44
何もかも過剰な街、ドバイのどこか奇妙な風景

石油の需要が枯渇したら、中東はどこもドバイのようになるかもしれない。

 ドバイと言えば、アラブ首長国連邦の首長国の一つで、きらびやかな超高層ビルや人工島がひしめくグローバル化の進んだ金融都市であることは周知の通り。だが、ドバイはかつて石油の町として栄えていた。

1975年、石油はドバイのGDPの3分の2を占めていたが、それ以降ドバイ経済は徐々に石油への依存度を下げ、今ではほぼゼロに等しい。かわりにドバイは貿易、観光、金融、不動産の中心地として変貌を遂げ、中東で初めてポスト石油経済を成功させた。

 その斬新で大胆な都市開発は、富を呼び寄せ、街は世界的な商業とレジャーの中心地に生まれ変わった。と同時にドバイは、種々雑多な文化が集まる一時滞在の街という性質も持つようになった。

 というのも、300万人の住人のほとんどは、経済活動に携わる短期滞在の外国人であるためだ。政府の統計によると、ドバイ人口のうちアラブ首長国連邦の市民はわずか8%である。残りの92%もの住人は外国人であり、世界のあらゆる国からやって来た人々だ。ドバイを築き、運営しているのは外国人であるといっても過言ではない。彼らは、居住法の厳しいドバイを、永住の地ではなく一時的な滞在地とみなしている。

地球上で最も国際色豊かな都市の仲間入りをしたドバイだが、そこに住む人たちは常に入れ替わりを繰り返す。インド人とレバノン人が大挙して町を出ていけば、空いた場所へミャンマーやネパール、北朝鮮の人々が押し寄せる。こうして新しいパラダイムが出来上がる。「ドバイは、もはや場所ではなくなり、状態になったのです」。首長国のひとつシャルジャにあるシャルジャアメリカン大学の建築学者ジョージ・カトドリティス氏は言う。

 ドバイ人口の不均衡は、外国人の比率だけでなく、性別にも及ぶ。男性が極端に多く、政府の統計によると、その割合は70%に上るという。労働者が住む貧困地域に至っては、女性の姿はまず見られない。

 ドバイに巨大な売春市場が生まれた背景には、男性の人口が多いことと、社会的に寛容な風潮があるためだ。売春は違法だが、政府も黙認している。ドバイの売春宿はこの町の他の労働人口と同じく階層化され、トップ階層にいるのはアラブ人とヨーロッパ人の娼婦である。

 もちろん、ほとんどの外国人滞在者は合法な企業を経営している。なかでもとりわけ変わっているのは、北朝鮮の人々とともに増えた北朝鮮の店である。レストラン「平壌玉流館」では、ウェイトレスがぐつぐつと煮えたぎった石鍋スープを運び、民族舞踊とカラオケの北朝鮮風ディナーショーで客を楽しませる。客のなかには、韓国人の姿も見られる。

 これらすべてを可能にしたのは、ドバイが開かれた都市であり、近隣諸国と友好的な関係を維持し、ほぼ誰でも歓迎するとしているためだ。押し寄せる商人や観光客はビザなしで入国し、人によっては目の虹彩をスキャンするだけで空港の自動ゲートを通過させ、スピード化を図っている。

 だが、ドバイは警察国家であることも忘れてはならない。いたるところに監視カメラが設置され、刑務所には犯罪者だけでなく、表立って君主制を批判する政治活動家も収監されている。政治に関する話は絶対にしてはならない。

 それでも、社会的自由や宗教的自由は十分にある。保守的なサウジアラビアの首都リヤドと比較すればまるで正反対だ。

 ドバイは、イスラム教の環境と西洋の快楽主義が共存していることでも有名だ。金曜昼の礼拝と同じ時刻、町のレストランではシャンパン飲み放題のブランチに客が詰めかける。夜明け前の祈りの時間を知らせるベルが鳴り響くころ、酔いつぶれたナイトクラブの客がタクシーになだれ込む。ドバイ経済の5分の1は観光客に支えられているが、これに顔をしかめる保守的な近隣諸国も多い。

 信仰についても、ドバイはオープンだ。スンニ派中心のグランドモスクのすぐ近くにはシーア派のモスクがあり、そのすぐ後ろにはヒンドゥー教のシバ神とクリシュナ神を奉る神殿がある。さらにそこから数ブロック先の聖マリア教会には、カトリック教徒がミサに集まってくる。

 しかし、ドバイのようなモデルが持続可能かどうかを疑問視する声もある。

 石油は産出しなくなったが、商業の中心地であるドバイは湯水のように化石燃料を消費する。湾岸諸国の燃料費は安く、道端のバス停でさえエアコンが効いている。プールも人工的に冷やされ、外の気温が43℃でも、ショッピングモールでは2時間50ドルでスキーが楽しめる。

 この点でも、ドバイは行き過ぎてしまったようだ。ドバイとその周辺地域は気候変動の影響をまともに受け、夏の気温は上がり、おそらく今世紀中に湾岸地域には人が住めなくなると言われている。

 ところが、ドバイは警鐘を鳴らすどころか、湾岸諸国初の巨大な石炭火力発電所を建設中で、事態をさらに悪化させようとしている。これが稼働すれば、炭素排出にますます拍車がかかり、ドバイは世界屈指の炭素排出地域になることは間違いない。

 とにかく、何につけても一番になるのが好きな都市なのである。


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