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【風俗ニュース】慶大院生逮捕で浮上…派遣型リフレ“アンダー店” 風俗体験談口コミまとめ│みんなの風俗体験男

突撃!風俗業界・アダルトニュースまとめ

2019/05/15 11:55
慶大院生逮捕で浮上…派遣型リフレ“アンダー店”

本日昼ごろから各メディアで、自身が経営する派遣型風俗店で雇った17歳少女に、レンタルルームで男性客にわいせつな行為をさせたなどとして、慶大大学院生・水上裕一朗容疑者(33)が警視庁に逮捕されたという件が報じられている。

児童福祉法違反と風営法違反(年少者雇用)が容疑で、経営していた業種について「派遣型風俗店」と発表(報道)されたこともあって一見、この件は単なる従来の一般的「性風俗店」で少女が働いた事案のように思いがちだが、実際は最近急増している業種「派遣型リフレ」を舞台にした、注目すべき事件と言っていいだろう。

筆者がこの事件からすぐ想起したワードは、「派遣型リフレ」「裏オプ」「アンダー店」の3つだ。以下、細かく分析してみたい(※異様に長い文章になりそうなので、興味がないかたはこのあたりで打ち切ることをおすすめします)。

さて、水上容疑者が経営していた店の名は「ゆるめろでぃ」とされる。店舗をもたず、上野・御徒町エリアのレンタルルームやホテルに女性を派遣する業態で、一部メディアでは「デリバリーヘルス(デリヘル)」と報じていた。「ゆるめろでぃ」は、法的な届出上は確かに「派遣型風俗店(通称デリヘル)」(=正式には「無店舗型性風俗特殊営業」)なのであろうが、個人的にはこの表現は若干、違和感がある。

というのも、「ゆるめろでぃ」の営業実態は、ツイッターを中心に出勤女性を宣伝し、客から携帯電話やLINEで予約を受け付けて女性を派遣し、30分4000円などの「簡単なハンドマッサージ」コースを設定し、ツイッターやサイトでは「性的サービス」に言及していない…典型的な「派遣型リフレ」だからだ。

男性利用者側からすると、「ゆるめろでぃ」をいわゆる「デリヘル」としてとらえていた人は少ないはずで、多くの人がツイッターにも明示されていたように、「派遣型リフレ」の店、ととられていたと推察される。

ではなぜ、「派遣型リフレ」として営業していたはずの「ゆるめろでぃ」が、派遣型風俗店として届け出ていたのか。そこには「派遣型リフレ」特有の“グレーゾーン”的営業実態があると思われる。

大きな背景としては、従来多かった(※今でもあるが)、雑居ビル内などで営業する「店舗型リフレ」に対する警察当局の摘発、規制が強まったことがある。

十数年前ごろ、女子高生らが男性客の肩や手、足裏をもむなどの簡単なマッサージをする通称「JKリフレ」なる業態ができはじめ、東京・秋葉原や池袋などで広まった。

その後、添い寝や膝枕、ハグ、ビンタ(平手打ち)などの有料「オプション」を導入する店が増え、一部の店はライト風俗的色合いを強め、過激化。

さらに「裏オプション」(通称「裏オプ」)と称して、追加料金をもらって性的サービスをしてしまう少女が次々出たことなどもあり、2013年ごろから警察がこの手の店舗型リフレを一斉捜査したり、店長を逮捕したり、少女を多数補導するなど徹底したマークに乗り出したのだ。

「リフレ」だけでなく、女子高生と一緒に店外でデート的にすごす「お散歩店」や、マジックミラー越しに少女らの卑わいなパフォーマンスを見る「見学店」など、怪しい系の「JKビジネス」は多様に拡大したが、それらも次々摘発されたり、閉店するなどした。

そうした状況で増えてきたのが、今回の「ゆるめろでぃ」などのような「派遣型リフレ」である。現在、店の中で性的サービスをする業態を開業する場合「店舗型性風俗特殊営業」としての許可が必要だが、法律や条例によりエリアなどの規制が厳しく、現実問題として都内では新規開業できるエリアがほとんどないとされる。

そのため一般的な性風俗業界においては、99年4月の風営法改正以降、警察(公安委員会)に届け出て受理されれば合法的に営業できる形態に事実上となった「派遣型風俗店」(無店舗型風俗=デリヘルなど)がここ10年、急増しているわけだが最近、多くの「派遣型リフレ」も「派遣型風俗店」として届け出ているところが増えているのだ。そのため、法的には「性風俗店」としての営業届け出をしているが、男性客に対しては「性的サービス」について明示しない、という複雑な形態が「派遣型リフレ」においてみられるようになった。

前述したように、多くの「派遣型リフレ」では、基本的リフレ代など、店の正規コース料金以外に、別料金を男性客からもらって個人的な性的サービスをする「裏オプ」行為が事実上、横行していると言われている。中には事実上の売春行為を常態的に行っている女性も、店によっては存在するとされる(※売春行為を女性に対し、固く禁じている店もあるようだ)。

「(一般的な)デリヘル」も「派遣型リフレ」もレンタルルームやホテルなどに女性が赴く業態は同じだが(※デリヘルは自宅の場合も多い)、大きな違いは、「デリヘル」はどんな男性客に対しても一定の性的サービスをすることがシステム上決まっているのに対し、「派遣型リフレ」の多くは性的サービスの有無を公式サイトなどで明示していないから、あくまで「裏オプ」(性的サービス)をするかしないかは、女性の判断にゆだねられているという点だろう。

つまり「派遣型リフレ」においては、相手が嫌な感じの男性客だったり、男性客が提示した「裏オプ代」に納得できなければ、性的サービスをする必要はない、ということだ。そこに、多くの女性が「派遣型リフレ」で働き始める理由があると推認される。

レンタルルームやホテル内の“個人交渉”として行われており、店側としても完全に把握しきれないとはいえ、過激な「裏オプ」が当たり前のように横行していると、警察当局から「性風俗店ではないのか」と指摘される可能性があるため、前述のように、最近では多くの「派遣型リフレ」は「派遣型風俗店」(デリヘル)として届け出ているというわけだ。

つまり「ゆるめろでぃ」は法的あるいは届け出上は「派遣型風俗店」ではあるが、実際の運営形態は「派遣型リフレ」と言ったほうが現実的だろう。

今回の逮捕ではもう1つ、大きな問題も浮かび上がった。3つ目のワードとして書いた、「アンダー店」の問題である。風俗やリフレ業界では、「店に勤務している18歳未満の少女」のことを俗称で「アンダー」と呼んでいる。そうした少女を雇っている違法店のことを「アンダー店」という。

今回逮捕された水上容疑者が経営していたとされる「ゆるめろでぃ」は、逮捕容疑が事実であり、水上容疑者が17歳少女と把握した上で雇っていたとすれば、「アンダー店」だったと言えることになる。

「アンダー店」は警察当局が近年、摘発に相当力を入れており、現在ではほぼ壊滅していたかと思われていたのだが、まだ存在していたことにもなり、これはショッキングな事態と言える(※もちろん、アンダー店によって、積極的に少女を集めている場合と、たまたま1人や数人だけ黙認している場合など、詳細な状況は多少異なるとは思われる)。

何はともあれ、「アンダー店」を利用したがる男たちが一定数いるという“需要”が「アンダー店」出現の背景にあると思われ、最近、あの手この手で警察当局をあざむくかのような「新業態」を考え出して18歳未満の少女を雇い、ゲリラ的に事実上の違法営業をした業者も複数いた。

例えば東京・町田エリアでは、「若い女性が、スマホの操作法を男性に教える」という業種が一時でき、そこに複数の「アンダー」が在籍。結局、売春などの「裏オプ」が横行し昨年1月、経営者が逮捕された。

東京・池袋にできた、女子高生らが折り鶴を作る様子を男性客に見学させ、同時に下着なども見せる業態の店も15年に摘発。17年には「ゆるめろでぃ」と同じ上野エリアで、16歳の女子高生を雇い、男性客とみだらな行為をさせていたとして「お散歩店」の店長が逮捕されている。

ここ何年も、「派遣型リフレ」あるいは類似業種における「アンダー店」と警察の攻防はもはや“イタチゴッコ”になっているような側面もあるのだが、昨年ごろから「アンダー店」は絶滅に近いとみられていた。しかし、そうした中での「ゆるめろでぃ」摘発である。

「ゆるめろでぃ」は昨夏ごろ開業した模様。在籍は約30人とも報じられているが、リフレ関係者によると、「ゆるめろでぃ」はいわゆる「有名店」ではなく、1日数人程度しか女性が出勤しない日も多かったようだ。

リフレ業界にも「大手」や「人気店」があるとされるが、「ゆるめろでぃ」は関係者の間でも知名度が高いとは言えないようで、「アンダー店」として、あえて「目立ちすぎぬよう」に営業していた可能性もありそうだ。

都内で、派遣型を含むリフレが多い2大エリアは秋葉原と池袋で、それに続くのが新宿…とされるが、秋葉原と近いものの、「上野・御徒町」エリアを拠点に現在営業している派遣型リフレは少なく、これも「目立ちにくい」要素でもある。

また、違法な「アンダー店」に対する警察の徹底した取り締まりもあり、最近では、多くの「派遣型リフレ」は業界で「新18歳」と呼ばれる世代の女性(少女)を集めることに力を入れているようだ。「新18歳」とは「18歳になったばかり」、つまり「高校3年生の世代の18歳」のことをさす。

この「新18歳」も“グレーゾーン”で、法的には18歳だから性風俗店勤務は可能ではあるものの、その「新18歳」少女が高校に在学していた場合、警察の補導対象になりうるといわれる。

また、複数の関係者によると、「新18歳」と称していて実際は「大学1年の世代の18歳」だったり「19歳以上」だったりする、「新18歳詐欺」なる、もはやよく分からない事案も出ているようだ。

一見、「慶大大学院生が経営していた派遣型性風俗」というワードが目を引き“本質”を見失いがちだが、今回の事件を語るには、「派遣型リフレ」「裏オプ」「アンダー店」というワード、あるいはポイントは外せないと考えられる。

今後もさまざまな事件がありそうな「派遣型リフレ」業界だが、今後も「アンダー店」の摘発はあるのか、はたまた、「ゆるめろでぃ」経営者逮捕で完全消滅したのか。長く務めた社会班現場記者時代、警察で言うと「生活安全部」(生活安全課)の分野や「裏社会ネタ」が担当だったこともあり、今後も勝手に注視を続けたい。

※詳細は下記引用元サイトをご覧下さい。


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