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突撃!風俗業界・アダルトニュースまとめ

2019/11/28 13:47
“貧困女子”ルポライターが呼び出された少女に「不幸少女のカタログ」と罵られた日

2011年初夏、東京の夕暮れは311直後の節電政策で少し薄暗くて、なぜか懐かしい昭和を思い出させた。池袋北口の喫茶店『伯爵』は平常通りガンガンにエアコンを効かせ、地場のヤクザから裏家業人、チャイニーズ、雑多な人々が低い声で話している。そんな中で、150センチそこそこの小柄なその少女は、周囲の一筋縄ではいかなそうな人々に負けず劣らずの存在感を発していた。


「あたしの話を聞け」と呼び出された

 高橋里奈、1992年生まれ。彼女と初めて出会ったのは、彼女が19歳になったばかりの頃だった。

 小さな細面に通った鼻筋に、薄いメイクでも目立つ大きな瞳が印象的で、背丈があればモデルで通用しそうな容姿の里奈が、初対面の見た目の印象とはかなり違う少女であることは、彼女が口を開いてすぐに分かった。

 この日、当時取材記者だった僕は、彼女に「呼び出された形」で池袋に出向いていた。僕の著書を読んだ上で「あたしの話を聞け」と、彼女の方からアクセスしてきたのだ。

 確かに彼女の手元に置かれた本は僕の初めての著書である『家のない少女たち』(宝島社・08年刊行)。何度読み返されたのか、カバーもなくなりボロボロになったその本は、プリクラやデコレーションシールでギラギラにリメイクされていた。
漢字が読めない里奈は、辞書を買って読んでくれていた

 里奈を僕に紹介してきたのは、知人の風俗系広告代理店の営業さん。彼からは、里奈はほとんど小学校にも通えない生い立ちで常用漢字の多くを読むことができなかったにもかかわらず、僕の本を読むためだけにブックオフで辞書を買って、読み切ってくれたのだと聞いていた。

 カバンからボイスレコーダーを出し、こうした少女やアウトローへの取材の常となっていた宣言から始めた。

「一応声は録音するけど、話したくないことがあったら話さなくていいよ。録音されて困ることは、駄目って言ったらその場でレコーダーの電源切るから。あと録った音声はすぐに文書にして、データは消すから安心して」

 そんな僕の定型句を、なぜか彼女は俯きがちにカタカタ貧乏揺すりをしながら、苛ついた感じで聞いている。

「別に録られて困ることとかねーから」

 呟くように言って、アイスコーヒーの氷をすごい勢いで噛み砕いた。

 見た目とはあまりに違う、掠れて低いが芯の通った強い口調。見た目の印象とのギャップに思わずその顔を見ると、里奈は大きな瞳を見開いて、睨むようにこちらを見据えていた。


※詳細は下記引用元サイトをご覧下さい.

関連URL:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191127-00015743-bunshun-life