2020/10/11 11:05
日本のラブホテル業界、ここへきて「大不況」で悲鳴が止まらなくなっていた…! 「Go To」の対象からも外されて…
ラブホテル業界が「大不況」…!
「コロナの影響で3月は4割減、4~5月は3割減と売り上げが落ちました。自分の貯金を持ち出しして耐えています。ウチの従業員は82人中、22人が65歳以上。彼らの生活を守るためにも、何とか踏ん張らなければいけないのです」
北関東で6軒のラブホテルを経営している市東剛さん(61歳)は、こう嘆息する。
ラブホ業界が「大不況」に喘いでいる。市東さんの周囲でも2軒のラブホが潰れたほか、休業する店もあるという。
大不況に襲われているラブホテル業界 photo/iStock
しかも、ラブホは性風俗業と指定されており「Go To トラベルキャンペーン」や持続化給付金支給の対象に入らない。
「明らかにラブホであるにもかかわらず、旅館業法上の旅館として営業したことで持続化給付金の支給を受ける『偽装ラブホテル』もある。真面目に風営法上の届け出をしている事業者が損をする事態になっているのです」(前出・市東さん)
「副業」を始めるラブホテルも…
少しでも売り上げを立てようと「副業」に走るラブホもある。
「ウーバーイーツ」や「出前館」に出店して、館内で提供していた料理を、ホテルを利用しない人にも配達サービスで届けるのだ。
「行政の指導により、コロナ感染を防ぐためにラブホの中で利用者に飲食をさせないように求められた店舗が多くなったからでしょう。部屋で料理が食べられないと、宿泊よりもショートステイが増えるため客単価も下がってしまう。ホテルにとっては大打撃なんです」(ラブホテルプランナーの平田壯吉氏)
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