2020/12/29 18:46
感染者追い込むデマ、偏見 SNSで拡散 疑心暗鬼、引きこもる人も 新型コロナ
以前に隣接地域で感染者が出た際は「嫌がらせで住めなくなったらしい」「感染者の関係者が働いていた店が消毒のため休業している」などのうわさが広まった。「いじめのような扱い」と感じていた男性は、自身の感染が判明したとき、「この地域で生活できなくなるんじゃないか」と不安だったという。
1週間ほど入院し、その後の1週間は自宅療養。外部とはほとんどやりとりをしなかったが、その間に「風俗店に行って感染した」とのデマが飛び交っていたのを、後で知った。
男性は風俗店に行っていないし、感染経路は本人にも分からない。男性は「心配していたほどの嫌がらせはなかったが、そんなデマを聞いて落ち込んだ」と振り返る。
山間部にある別の地区では、11月に感染者が急増。自治会長の男性(67)によると、地域住民は誰が感染したかを知っている状況で、住民からごみ出し後の清掃に不安の声が上がり、手渡しする回覧板も中止した。地区外の人からは「そっち(地区内)のスーパーには行かない」などと言われるようになった。
住民らに広がる情報には「感染した人が亡くなった」「地域の病院でクラスターが出た」など誤った情報も多いという。
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