2021/05/22 11:55
メイド服の女性店員、カウンター越しに接待…「風俗営業」と判断・6人逮捕
警視庁は20日、無許可で接待サービスを提供したとして秋葉原地区のメイドカフェ5店を一斉摘発し、経営者ら男女6人を風営法違反(無許可営業)容疑で逮捕したと発表した
逮捕されたのは東京都武蔵野市境南町、メイドカフェ経営の男(47)と系列店の20~24歳の店長ら男女計6人。
発表によると、男らは18日、東京都公安委員会の許可を受けず、千代田区外神田の「カフェラシェール」などいずれも秋葉原地区のメイドカフェ5店で女性店員に男性客の接待をさせた疑い。男は容疑を認めている。
5店は午後5時から翌朝まで営業。メイド服姿の女性店員がカウンター越しに男性客を接待しており、警視庁はキャバクラ店などと同様の風俗営業に当たると判断した。ジュースを1本3000~7000円で提供していたという。
秋葉原地区ではメイドカフェの悪質な客引きが問題化しており、苦情などの110番が昨年1年間で約1100件に上った。警視庁は4月以降、違法営業の取り締まりを強化し、ほかに4店の経営者ら男女6人を風営法違反容疑で逮捕していた。
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千代田区の樋口高顕区長は、一斉摘発を受けて記者会見を開き、警視庁や地元団体と連携して、秋葉原地区で違法営業する店舗への対応を強化すると発表した。
同地区ではこれまで、地元商店街や町会などでつくる秋葉原地域連携協議会(アキバ21)が自主的にパトロールをしたり、民間警備員を配置したりして、悪質な客引き行為の防止に取り組んできた。しかし、区によると、コロナ禍で空き店舗となった場所に、違法風俗店が入居するケースが増えているという。区は6月、警視庁や消防、メイドカフェの連絡協議会などとともに団体を設立し、対応を進める。樋口区長は記者会見で「秋葉原は非常に暮らしにくい街になっている。対策を強化して、活力あふれる秋葉原を目指す」と話した。
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