2022/09/03 08:19
東京・池袋で「1000人以上がエイズ発症の危機」…中国人にわざとHIVをうつされた、20代女性の「衝撃的すぎる告白」
国内有数の繁華街である池袋でいま、異常事態が起きている。とある風俗店で立て続けにHIV感染者が出たのだ。そのウラにいたのは、日本人を道連れにしようとした中国人HIV感染者だった。
乱暴なプレイをされて
今年1月、カレンさん(仮名・23歳)が池袋東口にあるラブホテルに入ったのは夜9時を回った頃だった。案内された6階の部屋に入ると、白いワイシャツを着た華奢な男性がソファに座っていた。メガネをかけており、同い年くらいの学生に見えたという。
「カレンです! 呼んでくれて、ありがとう。お名前は?」
そう挨拶すると、男性は「ユエンです」と小さな声で答えた。カレンさんは部屋に入ったことを店に伝えると、彼から料金の1万6000円を受け取った。
男性の服を脱がせて、浴室へと誘い、丁寧に体を洗う。彼は口数が少なく、いくつかの質問を投げかけてみても、わかったのは中国出身で、都内の有名私立大学に通う26歳の大学院生だということだけだった。
浴室から出ると、2人はベッドに入り、体を重ねた。
「見た目はおとなしいのにベッドでは乱暴で、手荒な感じでした。しばらくすると、彼が『挿れたい』と言うので、店に内緒にして、ゴム(コンドーム)付きなら3万円、生だったら5万円と言いました」
少々、釣り上げすぎたかな、と考えていると、彼は裸のまま、ソファに置いてあったカバンから5万円を取り出し、彼女に手渡した。
絶頂を迎えようとしたとき、彼は「口に出したい」と言ったという。彼女はしぶしぶ承諾した。彼が果てると、今度は「飲んでほしい」と持ちかけられた。カレンさんが断ると、不機嫌な顔をして、背を向けた。
そのまま、会話もなくベッドの上で寝ていると、90分が経ったことを知らせるタイマーが鳴った。彼女は再び男性を浴室へ連れて行き、体を洗った。部屋を出る際、彼女は型通りにお礼を言ったが、彼は最後まで無表情で、黙って頷くだけだった。
それでも彼女のことを気に入ったのか、この男性はその後、何度も指名してきた。不快なことも多くあったが、金払いのいい客だからしかたない。しかし、その数ヵ月後、彼女は絶望のどん底につき落とされることになる―。
「まず異変が起きたのは今年6月です。リンパ腺が腫れて、熱が出るなど風邪の症状が出ました。ちょうどその頃、コロナ第7波が来ていたので、感染したのかと思いました。
でも、PCR検査を受けても陰性で、結局、風邪薬を飲んでいたら、症状はなくなっていきました。ただの夏風邪かと思っていましたが、7月に店で一斉に行った性病検査でHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染していることがわかりました。体調不良は夏風邪じゃなくて、HIV感染の初期症状だったのです」(前出・カレンさん)
HIVに感染すると、免疫細胞が破壊される。薬を飲まなければ、徐々に体内で増殖していき、平均10年でエイズ(後天性免疫不全症候群)を発症する。そうなると、健康時なら体の中に入っても問題ないような弱い病原体(日和見菌)に対しても抵抗力を失い、重篤な肺炎や皮膚病を引き起こすようになるのだ。いまのところ、HIVを完全に取り除く医療技術は確立されていない。
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