2022/11/14 03:54
梅毒患者が過去最高に 悪者にされる感染風俗嬢の本音「元凶は私たちだけじゃない」
梅毒患者の増加が注目されている。NHKが先日配信したウェブの特集記事では、性風俗店で増加するNS(ノースキン、「避妊具無し」の意)が一因だと取り上げられていた。コロナで経営が苦しくなった店側が過剰なサービスを女性に強いているという主旨で、表現をふくめ、“公共放送”にしてはなかなか踏み込んだなという印象を受けた(NHK首都圏ナビWEBレポート「梅毒の感染者急増 なぜ? 症状は? 女性は特に注意 妊娠に影響も」11月4日掲載)。それだけ世の関心が高いということなのだろう。
記事では風俗以外の経路に「マッチングアプリ」の利用も挙げられていたものの、国立感染症研究所の「男女の梅毒患者の4割は、それぞれ風俗店の利用者、風俗店の従事者」というデータもある。SNSでも“風俗嬢の責任”を問う声は少なくない。風俗=性病のイメージは根強いのだ。
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