F氏は、自分の推しの予約が取れなくなった事態に、 毎日胃をキリキリさせていた。
原因はもちろん、同僚S氏の沼落ちである。
ある昼休み、F氏がそっとSに近づくと、
S氏のスマホ画面には彼女のシフト表とメモアプリが開かれていた。
「今日のシフト、やっぱり17時からかな…
指名は俺で…あ、でもFも来るんだっけ?」
え?
F氏、心臓が止まる。
なにその“俺とF両取り前提”?
「お、おいS…それって…やばくない?」
震える声で問いかけると、
S氏は真顔で答えた。
「いや…普通にヤバいっしょ。
Fが教えてくれた通り、彼女超神だわ。
今日も絶対予約取るし、明日も、来週も…」
頭の中でF氏の脳がショート。
(俺の推し…奪われる…!?)
(いや、予約は……俺の…!俺の特別……!)
その夜、F氏は予約画面とにらめっこ。
だが、すでにS氏による
“連日予約攻勢”
で、空きはほぼゼロ。
(なんで俺、あの時Sに紹介しちゃったんだ…!)
翌日、会社でS氏はさらに語りだす。
「昨日、彼女に褒められちゃったよ〜。
もう完全に俺のこと覚えてくれてる?」
F氏、顔面蒼白。
舌打ち寸前で心の中で叫ぶ。
(違う!俺の特別枠はどこ行ったんだ…!俺が泣くべきなのに…!)
その瞬間、F氏は悟る。
推し沼は、一人で楽しむべきもの。
他人を巻き込むと、こうも危険なのだと。
そして、明日の予約枠を押さえるため、
F氏はこっそりスマホを握り直すのであった。
彼の戦いは、まだ始まったばかり――。
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